レジスタンス


 レジスタンスは、かちがらすの楽曲の中で僕の最も好きな歌の一つです。
この歌で僕らは、1993年に全国わたぼうし音楽祭(奈良県)、1995年に世知原・簿田山コンサート(長崎県)に出場させていただきました。そういった意味で、とても思い出深い曲です。
バラードなのでピアノやストリングスが入るとなかなかいい感じになります。
 ライブでは、ピアノを楠林衛さんに、シンセストリングスを山北美貴ちゃんにお願いしています。二人ともとても多忙なので、なかなかスケジュールが合いませんが・・・
ちなみにこの演奏のオケは、コルグのM1というシンセサイザーを使って僕が打ち込んだものに、後で生ギターをかぶせて作りました。
音源はVOL.1のCDです。



 ※試聴版はファイルサイズを小さくするために、音質をCDよりもかなり落としています。それでもまだ1967KBの大きさがあります。
 ダイヤルアップ接続の方はデータをダウンロードしてからお聞きになることをお薦めします。(56kモデムの場合、約10分程度かかります。)
 ダウンロードは、インターネットエクスプローラの場合、マウスの右クリック(キーボードではアプリケーションキーもしくはシフトキー+F10キー)で開くアプリケーションメニューの中の「対象をファイルに保存」で行うことができます。
上の曲名リンクのところにフォーカスを当てた状態で実行してください。
 なお、曲の再生にはWindows Media Player, RealPlayer等の再生ソフトが必要になります。お持ちでない方は各自ご用意下さい。

 
レジスタンス


詞:川内洋司  曲:幸松成実


1.猛スピードで走り去った 車から捨てられた空き缶
アスファルトに鈍い音を残して 海に落ちた
道沿いのわずかな緑 散らばったタバコの吸殻
その横で小さな花の焦げた花びらがふるえていた
「なにかが違う」と立ち止まってしまった
  そんな僕の横を
素知らぬ顔で追い越してゆく 人の流れは加速度
時代遅れと笑われようとも
  失いたくない僕のレジスタンス

2.橋の上から子供の頃に遊んだ川を見おろす
ビニールごみと淀んだヘドロが
  メダカの代わりに泳いでいた
工場吐き出す便利の見返り
  お日様さえもかすんでゆく
物はあふれてお金で買えない物がまだあるのだろうか
道を違えて 豊かさの海に沈みゆくこの島に
それでもピカピカに着飾った 恋人達は楽しそう
はやりの言葉でかたずけられても
  売り渡したくない僕のレジスタンス

 
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