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今年1年を振り返って はじめに 僕らは、これまで年に10箇所くらいのペースでライブをさせてもらって来た。今年も1年間そのペースを維持できたことを、とてもうれしく幸せに思っている。 今年やって来たどのライブも、僕らにとっては大切なものだったし、全く気を抜いたつもりもない。当然のことだけど。だからどのライブが印象的だったかと聞かれると困るのだが、そのうちのいくつかを取り上げて振り返ってみたいと思う。 4月5日 「坂庭しょうご&城田じゅんじフォークライブ」 坂庭さん、城田さんと言えば、僕らにとってギターを始めた頃からのあこがれのミュージシャンである。特にリーダーの河内に至っては、一人で大阪サンケイホールまで追っかけするくらいの熱の入れ様で、これはもうファンの域を超えて崇拝しているとしか言いようがないだろう。 坂庭さんには僕らの20周年コンサートの時にゲストとして来ていただいた。そして地元長崎のNBCラジオに一緒に生出演するという夢のような体験もさせてもらった。その事については別の機会に書かせてもらうとして、とにかく「次は城田さんも呼びたい!」そんな希望を20周年のコンサート以来、ずっと持っていたのである。 そして今回思い切って企画することにした。でも僕らだけではどうにもできない。そこでリーダーを代表として「坂庭しょうご&城田じゅんじフォークライブ」実行委員会を立ち上げた。会員は、かちがらすのメンバーと、いつも僕らをサポートしてくれる仲間たち。毎度のことだが、自分たちだけでは何もできない僕らに代わって、広報、チラシ・ポスター作り、チケット作りとその販売、当日の会場設営から後片付けまで、みんなよく動き回ってくれた。 この心優しい仲間たちのお陰で念願のコンサートを実現することができたのである。それもかちがらすが前座を務めるというおまけ付きで・・・ 坂庭さんと城田さんのコンサートはとても楽しかった。暖かい歌声、お二人の息の合った名演奏、ギターとバンジョーを使ったパフォーマンスなどなど、聴きに、いやっ見にかな?とにかく来てくださった人たちにはきっと満足していただけたのではないだろうか。 学校関係のコンサート この数年、学校間径の行事で演奏させてもらう機会が多くなった。今年も、吉井町の小・中学校(合同)、佐賀付属中学校、大村中学校、佐里小学校と4箇所でライブを行ってきた。 学校でのコンサートでは、途中「みんなで歌おう!」というコーナーを設けて、希望者数人に前に出てきてもらい、その時々の流行歌などを一緒に歌ったりすることがある。例えば今年の場合は、「君がくれたもの」やちょっと古いけど「夜空ノムコウ」、小学校では「大きな古時計」や「お魚天国」などなど。やはり子どもたちと一緒に歌を歌うというのはとても楽しい。本番前に打ち合わせしたり練習したりすることで、けっこう仲良しになれたりもするから。 昨年佐世保の花園中学校でコンサートした時に「君がくれたもの」を歌ってくれた志久さんというとても歌の上手な女の子が、今年4月の「坂庭しょうご&城田じゅんじフォークライブ」を聴きにきてくれた。ほんとうれしかった!志久さん、どうもありがとう! また今年は大村中学校で思わぬ飛び入り出演があった。リハーサルで「大きな古時計」を歌っていると、PAをやってくれている長岡さんが「バンジョーを入れてあげるよ」と言って即興でセッションしてくれた。長岡さんのバンジョーはすごく上手くて、歌っていてとてもいい気持ちだった。僕も一応バンジョー持っているから少しは練習しなくちゃなあ! それから中学生のお父さんお母さんは僕らとほぼ同じ世代なので、噺をしていてもけっこう共通の話題で盛り上がったりする。そういった意味でも小・中学校に行くのは楽しみである。 思わぬハプニング コンサートにハプニングは付き物さ、分かってはいるんだけどね、実際に直面するとやはりうろたえてしまう。 12月1日、障害者の日にちなんだイベントのアトラクションでライブをした時の噺、その日かちがらすはリーダー、武原、横田、僕の4人で演奏することになっていた。リハーサルをやると言うので舞台に行ってみると、マイクは5本しか用意していないという。必要なのは、リーダーがMCとギターの2本、武原がボーカルの1本、横田がギターの1本、僕がボーカルとギターの2本、計6本である。 「もう1本どうにかなりませんか?」 そう尋ねると、 「こちらでは5本とお聞きしていましたのでね、今更どうにもなりませんよ」 とあっさり言われてしまった。 こういう時にいつも進んで犠牲になってくれるのが評論家の横田である。 結局彼が「自分が引っ込むから」と言って観客に回ってくれたので何とか収まったがあの時ばかりはほんと困ってしまった。と言うより正直歯がゆかった。 でもここだけの噺、けがの功名もあった。横田が「このギターを使っていいよ」と言って、マーティンのD-40というすっごい名器を僕に貸してくれた。横田には申し訳ないけど、あんな広い会場で、しかもあんなに多くのお客さんの前で、あこがれのマーティンギターが弾けたのだから、僕としては光栄の至りとしか言い用がない。「横田ごめん!」 結び そんなこんなで2002年も無事に終わろうとしている。後は恒例の忘年会を残すだけだ。かちがらすの忘年会は毎年佐世保のテンシンポーズという中華料理店で行っている。 かちがらすの忘年会と言っても参加するのは僕らだけではない。僕らの活動をサポートしてくれている仲間たちが、それぞれの友人を誘ってきてくれるから、毎年15〜20人くらいは集まる。 その年多忙でほとんど顔を合わせることのなかった人でさえも、都合がつけば駆けつけてくれるのでうれしい。 今年はいったい誰が参加してくれるのやら今からとても楽しみである。 最後になってしまったけど、砥部さん、克ちゃんをはじめ、今年1年僕らの活動を支えてくれた多くの仲間たちに心からお礼を言いたいと思う。 2002年12月27日金曜日 |